120点中61点

交換留学だろうと正規留学だろうと、留学に必要になってくるのがTOEFLである。ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの4つを一回のテストで評価、120点満点である(それぞれの項目で30点)。

僕は最初、サンフランシスコ州立大学を目標にしていた。当初の予定ではここで2年間ほど学び、それからテキサス大学に移るというプランを立てていたので、僕はまずサンフランシスコ州立大学入学に必要なTOEFLの点数を確認すると、120点中61点だった。

「なんだ、半分の点数だけでいいのか」

ちなみに僕は高校時代の英語は全てAである。英語が好きだったので楽しく授業を受けていたし、個人的に勉強もしていた。

特に勉強しなくても7割程度とれるに違いない。

そう思い、TOEFLの単語本だけ購入してさらっと読んだだけで人生初のTOEFLを受験しにいった。

試験当日の地獄

試験中は…

焦りに焦った。

最初はリーディングから始まるのだが、とにかくほぼ何を読まされているのか分からない。しかもとても学術的で生物と英語のテストを同時に受けている感じだ。

そして何よりも、

長い。

集中力が続かない。テストは全体で4時間もあり、終盤になってくると「いい点数をとりたい」よりも「早くおうちに帰りたい」という幼稚園児状態になる。リスニングも全く聞き取れないし、スピーキングもハリー・ポッターみたいに自分が全く知らない言語喋ってるような感じだし、ライティングももう殴り書きだった。

頭が朦朧として、テスト会場を出た。

まずい。非常にまずい。

いきなり壁にぶち当たった。

まさかこんなテストに俺のアメリカ行きを阻まれるのだろうか。

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